石油価格高騰と花
このブログは僕の属する花業界の方々のみならず、花業界とは全く関係のない
一般の方々にもたくさん?ご覧になっていただいていると思っています。
今回の記事は、ぜひそういった一般の方々に読んでもらいたいなと考えながら
キーボードを叩いています。
みなさんもニュースや新聞でご存知の通り、世界的な規模で石油価格の
高騰が続いています。
子ども達の大好きなお菓子まで実質値上がりし、ほんと悲しくなってきます。
ガソリン代も高くて休みの日におちおちドライブにもいけません。
このように身近な生活必需品の値上がりもあり、みなさんもこの石油高の影響を
少なからず実感していることと思います。
で、それが花とどう関係あるの?と思われている方がほとんどだと思いますが
それが大いに関係あるのです。
いまの世の中、花屋に行けばバラやカーネーション,菊の花やかすみ草などは一年中あります。
クリスマスの日に赤バラはとても人気がありますし、お正月に松や千両と一緒に
菊の花を飾るご家庭も多いと思います。
でも不思議じゃありませんか?
何でこんなに寒い時期にバラの花や菊の花があるの?
その答えのひとつとして、みなさんが花屋で見かける切花の多くは
ハウスと呼ばれる施設の中で生産者によって育てられているため
いつでも僕達はきれいな花をみなさんに売ることができ、
みなさんはいつでもきれいな花を楽しむことが出来るという訳なのです。
もちろん花のすべてがハウスで育てられているわけではなく、それ以外は露地栽培とか
露地ものの花といって取引されています。
さて、ハウス内で花を育てる場合この寒い季節、多くはボイラーなどの暖房機を使って
ハウス内の温度を上げ花が育てられています。
実はこの暖房費が生産者の人たちにとっては大変なコストなのです。
いまのような石油高が続くと生産者にとってそれは即生産コストの跳ね上がりに繋がり
非常にその経営を圧迫してしまいます。
いやいや、すでに大変苦しい状況の中、花作りを続けてくれているのです。
だからといってガソリンのように元値が上がったから販売価格も連結して値上げする
というわけにもいかず、花の生産者はとても苦しい状況の中で
いま現在花の生産を続けてくれています。
じゃあ、やめちゃえばいいのに・・・なんて言うのは簡単ですが
なぜ生産者のみなさんはそんな苦しいなか花作りを続けてくれているのでしょう?
僕が思うにきっとみんな花が好きだから、なのだと思います。
そして自分の仕事に誇りを持ち少しでもきれいな花を消費者であるみなさんに
届けたいから、なんだと思うのです。
僕達は子どもの頃からご飯を食べる時、お米や野菜を作ってくれる農家の方々に
感謝していただきなさいと教えられてきました。
それと同じように花を楽しむ時、僕らは花の生産者のことにも
少しは思いをはせなければならないと思うのです。
台風や異常気象などの自然と向き合い戦いながら
そしていまのような石油高に苦しめられながらも、
きれいな花を皆さんに届けようと、一所懸命花を作っている生産者の事に
少しでも思いをはせなければならないと思うのです。
今度みなさんが花屋で花を見かけたり、花を買ったりする時は
ぜひこういった花生産者の事を思い浮かべてみてください。
ぜひそうしてみて下さい。
これは花屋である僕からみなさんへのお願いです。










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