課題
うちではカスミ草は定番商品であり、染めカスミも自店染めのため、カスミ草そのものの入荷がない場合を除き、ほぼ一年を通して販売しています。
この染めカスミ草の通年販売も丸2年になります。
それ以前はカンケさんが染めていたものを販売していましたから夏場に限ったものでした。
ですから、うちのお客様にとってはカスミ草や染めカスミ草は今や珍しい花でなんでもなく、あそこに行けば必ずある花との認識を持ってもらえるようにまでなってきました。
正直このような花を、あえてフェアで取り上げるのには非常な難しさがあります。
お客様からすればあえてフェア中に買わなくてもいつでも欲しい時に買えるからです。
また会津フェアも回を重ねていますので、別段会津のこと昭和村のことをこちらが語らなくても、もうすでに何回も聞かされているお客様が多いのが現状です。
ということで今回は、お客様への接客の入り口として「カスミ草はお好きですか」という問いかけと、「お客さまのカスミ草の思い出を教えてください」という二段構えの作戦でフェアを展開しようと考えたわけです。
フェアの10日ほど前から「お客さまのカスミ草の思い出を教えてください」と書いたチラシと用紙を配ったのですが、力及ばず、今現在回収率は非常に悪い状況です。
そりゃそうです。みんながみんなカスミ草に思い出があるはずもなく、高い回収率を期待した自分の見通しの悪さにはげんなりしてしまいます。
「カスミ草はお好きですか」の問いかけにはほとんどのお客様が「好きよ」と答えてくれます。
しかしそれ以上の会話がなかなか続かない。
「どんなところが好きですか?」とか「何か思い出がありますか?」なんて唐突に聞かれたってなかなか答えられるもんじゃありません。
定番商品をどうやってフェアするか?
また、なかなか主役にはなれない、かといってうちにとってはなくてはならない名脇役的存在であるカスミ草をどうやってフェアするのか?
また課題が多く残ってしまったフェアでした。


















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